Welqはなぜ強いのか?その長所・短所と未来のSEOを考える

Welq強すぎ

今時のSEOを語る上で外せないのは、良くも悪くもWeiqでしょう。DeNAのキュレーション軍団の中でもSEO最強との呼び声が高い。

で、良くも悪くも、と書いたのは、やはりよろしくない評価もあるからでして。

しかしまぁ、今のSEOを表しているのは間違いないわけです・

Welqのいい面

SEO=いいコンテンツの提供、と言われて久しいですが、いいコンテンツの基準として言われている

  • 文章は長い方がいい
  • 滞在時間は長い方がいい
  • オリジナルのコンテンツじゃないとダメ
  • サイトの規模は大きい方がいい

という基準をクリアしています。

うまいと思うのは、コンテンツの濃さの割には(というか薄さの割には)、文章が長く、滞在時間を伸ばす工夫が随所に見られること。

挿絵として遣われている素材集(ていうかゲッティー)のイメージが、長文を読ませる際の程よい緩衝材になってて、離脱を減らしている(小説は読めないけど絵本は読める、みたいな)感じがします。

Welqのよくない面

まぁ、妬みもあるかもしれませんがw

  • 医療系、健康系のコンテンツを扱う割りに、専門性が低いコンテンツが多い(素人意見なコンテンツが多い)
  • 金をかけて大量のライターと大量のコンテンツを投下して規模を一気に大きくする、強者の戦略への批判がある
  • コンテンツが浅く長いので、滞在時間は延びるが、満足度は低め
  • 画像はほぼ素材集オンリーで、文章のイメージを補足するにとどまる
  • 図解しないと分からないような、そのための専門的な画像は少ない

(コピペだの他サイトの引用流用まとめだのという批判もあるようですが、それはおいときます。)

70~80点のコンテンツ

まぁ、規模でかいしアクセス集まってるし、その面だけなら言うことないんですが、健康を取り扱っている割には専門家が書いているわけでもないので、コンテンツ薄いな、とは思います。

文章量の割には、そこだけじゃ解決しない。読み込んでも、「で?」っていうのが多いから、他のサイトで補完することが多い。

つまり、満足度低いんじゃね?と。

専門家でもないライターが書いてる関係上、まぁ致し方ないでしょうし、世の中そんなサイトがほとんどですから、目くそ鼻くそと言ってしまえばそれまでなんですがね。

大手がそんな適当な情報流していいのか?っていう気もしますが、そもそも健康系なんて、大手が適当にやってることが多いですからねぇ・・・。(^^;

育毛剤にしても健康食品、ダイエットサプリなんかもそう。伊藤園が水素水売ってる時代です。医学的根拠なんかおいといて、適当に不安煽るだけで購買行動に移せるんですからね。

そんな人を相手にするんだから、それほど深いコンテンツなんて必要ないのかも知れません。

特に、理論より共感を重視する女性にとっては、言い方悪いけど、Welqみたいなコンテンツで十分なのかもしれません。

がしかし。

病名や症状で検索したのに、うっすいサイトしか出てこなかったら、それはそれで迷惑な話。言ってしまえば、オリジナルコンテンツの皮を被ったスパムみたいなもん。

これが今はまかり通ってるけど、この先それが更に進むか?とは思えないわけです。

となると、記事の信頼性、信憑性、そして読み手の満足度が、今以上に重視されるようになるだろうな、と。

ユーザーの満足度の指標を考える

記事の信頼性や信憑性は、「サイトの規模」や「誰が書いたか」という点で評価されているらしいです。どこまで評価されてるか分かりませんがね。

問題は、満足度を測る指標。こればかりは、まだ人間じゃないと判断しにくいところではないかと思います。

数字に表れるのは、

  • 滞在時間が長ければいい
  • 文字数に応じた滞在時間がちゃんとある
  • 離脱率が低い

これが満足の基準だとしたら、残念ながら、Welqがそれを満たしている=満足させている、となってしまう。

しかし、実際はそうとは考えにくい。(あくまで個人の感想)

じゃあ、満足度ってどう測る?

「読んだ=満足」でなはいはず。

満足していない人と、満足した人の行動の違い

読んだけど満足してない人は、次を探すはず。

となると、そのサイトでは飽き足らず、他のサイト、複数のサイトを読みに行く。同じテーマでもって、巡回を続けるだろう。

じゃあ、満足した人はどうするのか。

満足すれば(=答えが見つかった)、「巡回が止まる、ブクマに入れる」といった行動に出るのではなかろうか。

巡回が停止するということは、その中に満足する答えがあった可能性が高い。(見つからずに諦めた可能性もあるが・・・)

ただ、満足度の指標のひとつにブックマーク、お気に入りに入れるなどの行動があるのは、確かと思われる。直リン的な検索の遣い方も増えるかもしれない。(いわゆるナビゲーショナルクエリ)

そう考えると、はてぶが強いのは納得できる。

巡回が止まるってのを指標として得るためには、そのサイト内の回遊だけでなく、他のサイトも行ってるかどうか、滞在時間は、ブクマ率は、みたいな回遊比較とか、ユーザーの行動全般が見渡されるはずで、そこから満足度の高低が出てくるものと思われる。

古いサイトから学ぶ

古いサイトが未だに検索上位に残ってたりするのは、ただ単に「古いから」とされることが多いが、ユーザーの満足度を実際に満たしているからこそ長く残っていられるのだろう。

そこには、文字数とか滞在時間といったアナリティクス上で見ることができる指標よりも、そこには表れていない満足度という点で強いのだと思われる。

ユーザーの満足度を如何にして上げるか。そこがSEOを考える上では外せないポイントになるはず。今以上に。

シェアする

フォローする