外部対策と内部対策、どっちが大事

SEOの手法には、大きく分けて2つあります。外部対策と内部対策です。

外部は、自分のHP以外、つまりは他のHPに働きかけを行って順位上昇を狙うもの。

内部は、自分のHPを調整、チューニングすることで、順位上昇を狙うものです。

インターネットのイメージ図(ざっくり)

160907seo

インターネットはこんな感じでHP同士がリンクで結びついています。真ん中の黒いのが自分のHPで、白いのが他のHP。

自分の黒いHPの中を改善していくのが内部対策、周りの白いHPを使って色々やっていくのが外部対策です。

外部と内部、どちらが重要?

まぁ、どっちも大事なんですけど、検索エンジンの歴史を紐解くと、これはもう明らかに外部の方が重要でした。比率で言うと外部:内部=9:1ぐらいからスタートしています。

それが検索エンジンの進化とともに内部の重要性が上がり、今ではその比率が逆転し、内部の方が重要であることは間違いありません。

個人的には、外部:内部=2:8ぐらいなイメージです。外部の重要性がガクッと落ちたと言うよりは、内部の重要性がすごい増してきた、と言う方が正確でしょう。

とある重要キーワードで検索したときの1位が、ついに変わった

ロボット型検索エンジンが登場してからというもの、「とあるキーワード」の順位は、常に決まっていました。

Googleが世に出たのは1998年。以来、20年弱もの間、「とあるキーワード」には鉄板の1位が存在しました。

その、「とあるキーワード」とは・・・

18歳未満」というキーワードです。

18歳未満で検索したら、何が1位(だったのか)?

何が1位だと思いますか?

アダルトサイト?
お酒関係?
出会い系?

大体このような答えが返ってきます。

正解は、

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Yahoo! JAPAN

です。

でした。2016年の5月ぐらいまでは。(正確には測ってないのですが、冬場はまだ1位でした。)

え?なんでヤフー?
と思う人がほとんどではないでしょうか。

ヤフーのTOPに18歳未満というキーワードは1つもありません。

しかし、ずっと1位でした。

ヒントは、アダルトサイトにあります。

ヤフーが1位であり続けた理由

数多くあるアダルトサイト、そのTOPページの年齢認証に注目してみてください。

アダルトサイトに入ろうとすると、最初に

「18歳以上ですか?」

って聞いてきますよね。

で、

「はい、18歳以上です(→ムフフ)」
「いいえ、18歳未満です(→ヤフー)」

っていう画面が出ます。

18歳未満を押す人はほとんどいないんでしょうけど、これを押すと、大抵ヤフーに飛びます。もしくはグーグル。

その結果、

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こんな感じ。

ヤフーに対して大量の「18歳未満」というアンカーテキストのリンクが張られていたことになります。

それを受けて、検索エンジンは

「ヤフーは18歳未満というキーワードで人気がある、だから順位を上げよう」

となり、1位になっていたわけです。

ちなみに2位は、同様の理由でGoogleでした。

ヤフーが1位である=外部リンクは効く。外部リンクが重要といえる絶対的な指標がこれでした。

2016年、それがついに逆転した

しかし今は、1位ではありません。(bingとかbaiduとか、遅れいているものはまだ1位にあったりしますが)

数え切れないほどの「18歳未満」の被リンク(=外部対策)よりも、内部のコンテンツ(=内部対策)の方が優先され、上位に表示されています。

被リンクの本数が急に減ったとは考えにくいので、外部対策の評価基準が変わったと捉えるのが普通でしょう。

つまり、被リンクよりも、内部のテキストをはじめとしたコンテンツ、つまりは内部を重視する、ということです。

SEOは、検索者の意図=欲求に応えることが最重要課題

2016年9月現在、「18歳未満」で検索すると、リクナビや知恵袋のページが出てきます。
それらには、いずれも「18歳未満」で検索する人の意図に答えるページが出てきています。(タイトルに「18歳未満」と入っているなどの基本的な内部対策も観察対象になります)

18歳未満で検索する人の意図
=18歳未満に18歳は含まれるのか?という疑問
=その答えの書いてあるページが上位に出るとgood

というわけです。

必然的に、内部が重要視されますよね。

これまでのヤフー1位という結果からはガラッと変わったわけですが、これが本来のあるべき姿とも言えます。

18歳未満で検索した人をヤフーに誘導しても、え?ってなりますからね。

なので、遅かれ早かれ、変わるべきものであったということです。

SEO対策は息の長いものです。先を見越してやらないと無駄になっちゃいますよ。

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